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商品先物取引きの追証制度について - CFDで商品トレードを始める為の商品先物取引入門





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商品先物取引きの追証制度について


商品先物市場で商品トレードが危険な取引きとされている大きな
要因としてあげられるのが商品先物取引きが証拠金取引きであ
るがゆえにレバレッジ効果の高さがあげられます。



利益が出る場面では良いのですが、損失が発生した場合には、
最悪のケースでは追証が発生してしまいます。



ですので今回は商品トレードにおける追証が発生する仕組みに
ついて簡単ではございますが解説させていただきます。



まず、実際の追証制度とはどういうものかといいますと、例えば、
金を2000円で1枚買ったと仮定します。


そして、取引業者に証拠金として5万円納めます。


その後、思惑が外れ970円まで下がってしまいました。


すると、この場合には5万円から2万円の評価損となってしまい
ますので、取引業者から、追証拠金を請求されてしまいます。



ですので、最初に取引業者に支払った5万円が2万円まで価値
がさがってしまったために、元の5万円に戻してほしいので、新
たに3万円の追加の証拠金を請求されるのです。



基本的に待った無しに、請求日の翌日の午後までに追証が入金
されなければ、その顧客の売買ポジションは、商品先物取引業者
が勝手に反対売買で閉じてしまうことが、法律で許されています。



実際に、取引業者は追証の入金が確認出来なければ、ポジション
を無断で一応閉じることができます。



しかし、現実には追証の請求をしつこく行い、追証の支払いを先延
ばしにしている間に損失がさらに拡大する事になります。もし追証
が発生した場合は、潔く自らポジションを閉じたほうがよいです。



損失は最低限に押さえなければなりません。しかし、少しの損も
許せないばかりに、かえって大きな損益を抱え込みます。



一つの取引にこだわり、追証を請求されるままに支払いながら、
取引をつづけてしまうと、ずるずると深みのはまり、投資金全て
をつぎ込んでしまうはめにおちいります。



かならず、投資するまえに自らのルールに基づいた売買ストー
リーを作成してから取引されるのが良いかと思います。
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