【商品トレードが分る商品先物取引入門】
白金は、先月から南アフリカで電力不足が発生したことを受けて、
白金の供給不安が強まっております。
実際の相場では、株価急落などを受けて各市場で動きが広がって
おり、商品市場でも手じまい売りが先行し、反落する場面がこれま
で幾度となく展開されることとなりました。
また、商品相場は原油相場を中心に戻り足を速めたことによって、
急ピッチで立ち直ることとなりました。
こうしたことから、白金相場も高値水準まで回復したのですが、
原油価格はOPECによる軟調な地合いに転じたこともあり、白金
相場もやや頭を重くしています。
白金需給が供給不足供給不足に転じることによって、向こう6ヶ月
の価格レンジが低調に予測されたことも需給要因となっています。
そして、これまでにもプラチナ鉱山でも落盤による事故が起きて
いることから、今後もスト要求が強まることが懸念されます。
南アフリカの鉱業・エネルギー省は、相次ぐ鉱山事故を受けまして
事故発生時に関しての厳しいルールを定めようとしています。
鉱山事故が起きても操業を停止することなく、調査を行うも、今年
は鉱山事故が多数勃発しております。
ですので、労働者の安全を確保するためにも、事故が起きたとき
には鉱山を閉鎖して調査を徹底的におこない、安全性が確認され
るまでは操業を再開できないようにすることを検討しています。
今後の、白金需給は堅調で、株価下落などで連想される景気後退
による需要減少が実現する可能性は低いと見込まれています。
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