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投機マネーの流入、期待高まる - CFDで商品トレードを始める為の商品先物取引入門





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投機マネーの流入、期待高まる

 
前週末は、原油価格の下落されたことや、米雇用統計が予想を上回る好内容となったことによって
FOMCで、大幅利下げの可能性が後退することが弱材料となりました。
 
 
これにより中心限月の2月限は、一時800ドルを割り込む場面も見受けられることとなりました。
 
 
また、米大手銀のJPモルガンは、08年の貴金属相場について、米ドル安と供給横ばいを背景に大幅
上昇する可能性があると指摘していることからも来年以降さらなに期待できそうです。
 
 
JPモルガンが商品相場の中で、貴金属相場が最も強く推移すると予想したことは大きな材料です。
 
 
そして、米政府は非農業部門就業者数が季節調整後で前月比9万4,000人増加したことが発表され
ました。これにより、FOMCでの利下げ幅は予想よりも穏やかなものになる可能性があるとの見方に
支配的となったことから、FRBが0.50%の利下げを行う可能性が後退することとなりました。
 
 
こうしたことに伴い金相場も上値を重くしました。米商品先物取引委員会(CFTC)の取組高報告により
ますと、ファンド筋の金先物の買い越し幅は減少してます。事実、16万7,524枚と、前週(17万5,081枚)
から小幅減となっており、手じまい売りによる急落が警戒されています。
 
 
金融大手UBSは、サブプライムローン市場の混乱を背景に、新たに100億ドルの評価損を計上する
政府系投資会社と投資家から緊急増資を受けると報じられました。
 
 
こうした報道が金相場には強材料となっています。
 
 
FOMCでは、指標金利を4.50%から引き下げることを、市場は完全に織り込んでいましたが、一部
では利下げに踏み切るとの見方もあったことから市場では注目を集めていました。
 
 
金相場でも、利下げによって借り入れコストが下がれば、債券に比べて魅力が高まるため、好感
する声が心なしか多かったです。そして、米欧の金利差縮小からドル安、そしてドル安ヘッジとし
ての金相場上昇の流れは変らない見通しにあります。
 
 
株式相場の上値が重くなれば、リスク分散の動きも強まり、商品市場に対する投機マネーが流入
するという期待感もあることから市場は買い材料よりも、売り材料に敏感となるかもしれません。
 
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