商品先物取引の魅力は何といっても株式投資では考えられ
ないほどのリターンが期待できる点があげられます。
しかし、それゆえにリターンに比例してリスクも高くなりますの
で、商品トレードを行う上で重要となるのがチャンスを伺いなが
らもリスク管理を徹底することです。
他の金融商品同様に
商品先物取引の世界ではプロと称する
トレーダーでも連戦連勝することはできないのです。
ですので、商品トレードでは仮に勝率で負け越してたとしても
大きな利益を手にするためには、いかに損失を小さくとどめる
かが重要なポイントになります。
損失を小さく抑えるためにも思惑が外れた時点で速やかに
損切りする必要があります。
しかし、頭の中では損切りラインを設定しても、相場に入ると
翻弄されてしまい適切な判断が下せなくなります。
迷えば迷うほど、その間に損失が拡大してしまいますので
こうした事態を避けるためにも予め紙に設計図のような形
で売買ルールを書き起こすことをおススメします。
そうすると自然と具体化されますので、頭の中で漠然とした
形でイメージするよりもスムーズに行動できます。
こうした上で新規で注文を出す際には損切りも同時に設定
します。株式やFXと同じく、商品先物取引でもオンライン
トレードでは色々な自動売買注文が用意されています。
慣れると様々な条件設定することで複数の注文方法を駆使
することができるようになるのですが、初心者の方がいきなり
こうした手法を取り入れると混乱してしまいます。
ですので、最初のうちは多くても2つくらいにとどめながら少し
ずつ慣れていくことをおススメします。
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