原油高騰により一時トウモロコシは代替エネルギーの
原料として需要拡大が期待され
大きく高騰しましたが基本的に
トウモロコシはイネ科の1年生植物で小麦、米と並ぶ
世界三大穀物の一つです。主なトウモロコシの種類は以下の通りとなっています。
●デント(馬歯種:ばししゅ)
●プリント(硬粒種:こうりゅうしゅ)
●ワックス(糯種:もちしゅ)
●スウィート(甘味種:かんみしゅ)
●ポップ(炸裂種:さくれつしゅ)
上述した中で需要が多いのはデントとフリントで、主な用途としては飼料用と食品用に
向けられて製造されており、トウモロコシの用途需要はし
飼料が圧倒的に多いです。
飼料穀物と畜産の関係は、人間に必要なエネルギー換算で、トウモロコシを直接食用
に用いるとき、1キロカロリーの熱量が摂取出来るものを飼料にして牛を迂回し牛肉で
摂取すると、その
エネルギー効率は10分の1に低下します。
また、豚、鶏、卵などの肉食に迂回する時は6倍から7倍の飼料穀物が必要となるの
ですが、ウソか本当か人間は所得が増えると肉食が増えるとされています。途上国
が新興国に新興国が先進国に成長すると飼料穀物の需要は急増します。
例えば中国は90年代まで
中国はトウモロコシの輸出国でしたが、その後は輸入国に
変わりました。トウモロコシの最大の生産国は
アメリカで半数に迫る勢です。
世界貿易量も輸出余力のアメリカが圧倒的に多いです。アメリカにおけるトウモロコシ
の主生産地は、いわゆるコーンベルト地帯といわれるオハイオ、インディアナ、イリノイ、
アイオウ、ミズリー5州で全米の
生産量の半数を占めています。
これにミネソタ、ネブラスカを加えると8割程度になります。主要10州でおよそ9割を占
めますが、これらの地域は自家消費が多いとされています。なので、実際に国際市況
を揺るがすのはコーンベルト地帯の5州の作況です。
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