商品先物取引と株式投資と比較した場合、商品先物取引の最も大き
なメリットは上場している銘柄が極端に少ない点があげられます。
例えば株の場合は東証だけで3000以上の銘柄が上場していますの
で自分にあった銘柄をみつけるのは本当に大変です。そして、全ての
銘柄を取引することは難しいとされています。
一方、商品先物取引の場合は実際に国内の6つの取引所にて上場し
ているのは30銘柄程度です。ですので、商品トレードの場合は全て
の銘柄を取引することも簡単にできるわけです。
そして商品先物取引は、商品ごとに特徴がハッキリしているので投資
スタイルに合わせて銘柄を選ぶことが容易にできます。
例えばガソリン、灯油、原油などの石油関連商品は値動きが激しいの
でデイトレードのような取引に向いています。
株式投資に慣れている方からすると危険なまで値動きが激しすぎると
感じると思いますので、初心者向きではありません。
ですので、もし、これから商品トレードを始められるのであれば、商品
先物市場に上場している銘柄の中でも比較的値動きがおとなしいとさ
れている金から取引されることをおススメします。
また、基本的に商品先物市場は銘柄ごとに独自の動きを見せるので、
仮に貴金属関連の動きが停滞している場面でも石油関連が大きく動い
たりしますので、商品市場全体が停滞することは少ないです。
流動性の高さも商品先物取引の大きなメリットとなっています。
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