原油先物相場にて原油価格を動かす要因として代替エネルギー
の開発状況が市場にて報じられると相場は度々動きます。
とはいっても、今日明日中に市場に開発されたばかりの代替エネ
ルギーが市場に投入されるわけではないので、相場直接押し上
げたり、押し下げたりするような大きな要因とはなりません。
しかし、昨年は原油価格の高騰が加速したことを受けて、バイオ
エタノールの注目度が集まると、バイオエタノールの原料となる
コーンが大きく買われることとなり一気に値を上げました。
こうしたことから、米国のベンチャー企業の間では、商品市場の
相場に影響しない物を利用した開発が進められえいます。
今のところこうした開発中の代替エネルギーが最短で市場にお目
見えするまで5年程度掛かるといわれています。
一般に浸透するまでに、それ相当の時間を要すると思いますので、
それまでの間、原油は今の状況が続くと予想されています。
確かに地球温暖化を防ぐことを考えた場合、フリーエネルギーの
利用が一番だとは思いますが、開発コストが膨大なため、とても
一企業だけで行えないのが現状のようです。
しかし、今現在かなりのレベルまで開発が進んでいるようなので、
突発的にニュースとして流れ、市場を大きく揺るがすことも十分
考えられますので、注意する必要がありそうです。
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