板寄せとは、立会いについてもザラバと異なり、午前9時、10時、11時、
午後1時、2時、3時など、一日のうちに何回かの立会い時刻を定めます。
そして、定められた時刻に売り手と買い手が集合し、その時点での全ての売
りと買いを統合し、セリ合って値決めをします。
そのとき売り数量が多ければ値段を引き下げ、買い数量が多ければ値段を引
き上げ、売り数量と、(供給)と買い数量(需要)が一致するまで値段を上
げ下げしてセリ合い、売り数量と買い数量が一致した時点で、一つの値段を
決めるのが板寄せの特徴です。
以下は板寄せ取引のメリットとデメリットになります。
<メリット>
一般的には、ザラバ市場でも取引は寄り付きや引けに集中する傾向があり
ますので、一時間おきくらいに取引を集中したほうが合理的にかつ、
スムーズに取引を行う事が出来ます。
板寄せ仕法で取引する事により、湯・節ごとの一本の値段なので、委託取引
においても取引の成立価格が透明で、分かりやすいです。
<デメリット>
裁定取引の場合におきましては、あまりにも、その特性上、融通が効かない
事から利便性にかけるところに問題があります。
一定時刻に立ち会いを行い、その時点の売り数量と買い数量が一致(需要と
供給が一致)した時点で一本の価格が決まるので、次の立ち会いまで時間が
空いてしまう為、目まぐるしく変化する市況の変化に対応するのが困難です。
※投資は必ず自己責任の範囲内でお願いいたします。
投資する前に必ず各機関から発表される正式な開示情報をご確認ください。
サイト内の文章の誤字、誤配信を含め、いかなる場合も、利用者の損害に
つきましては、一切当方では責任を負いませんのでご了承ください。
商品トレード初心者の為の商品トレード初心者塾トップへPR