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ザラバ取引の仕組みと特徴について - CFDで商品トレードを始める為の商品先物取引入門





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ザラバ取引の仕組みと特徴について


米国の金融安定化策が議会にて否決されたことを受けて世界中に
金融不安は拡大していることから、今後は商品先物取引でも難しい
相場展開に直面することを余儀なくされそうです。



今回は、商品トレードでのザラバ取引の仕組みについて誠に簡単
ではございますが解説させていただきたいと思います。



正確にはザラバとは「複数約定値段方式」といい、ある一定時間帯
に複数の値段が接続的に作られていく事をいいます。



例えば実際の立ち会い時間を午前9時から11時、午後1時から3時
といった形で区切り、その時間帯で、値段と数量が一致した売りと
買いを、その都度合わせることによって取引を成立させます。



従ってザラバは、その時間帯の中で売りと買いがかみ合う度に、
複数の取引が成立し、いくつもの異なる値段が作られるのです。



取引は、価格優先、時間優先の原則に基づき、価格が一致たもの、
それ以降は早い者勝ちで数量が合致させられるのです。



例えば取引する銘柄に関係なく、単位当たり1000円の売りが100
枚(「枚」は取引数量の単位)あったと仮定します。



一方、同じく1000円の買いが200枚あったとすると、200枚の買い
の内100枚分が売り100枚と合致させられて取引が成立します。



その際、合致分の買い100枚は時間優先で、出遅れた残り100枚
は1000円では取引が成立しません。



ですので、市場に残って次の売り物が出るのを待ちます。しかし、
この時もし、この買い手が、どうしても買いたいというのであれば、
値段を1010円、1020円とセリ上がっていきます。



なので、それに呼応するように売り物が出しだい1010円で50枚、
1020円で50枚といった形で新しい売り物が出ます。



それに応じて、1000円、1010円、1020円と刻々と値段を変えな
がら、複数の取引を成立させます。
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